毎月の米国株購入、2月はXLVを購入!
毎月の米国株購入、2月はXLV(ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR® ファンド)を購入しました。今月は個別銘柄ではなくETFを購入しました。購入割合でいえばおおよそ半分をETF、残りを個別銘柄で占めるように買い進めています。
ここ1週間ほどは軟調な相場展開となっていますが、こんな時こそ買い向かうべきと思いこのタイミングでの購入となりました。購入は月曜日にしたのですが、タイミング悪く急落する前での購入となりました。運の要素もあるのでこればっかりはしょうがないですね。
米国株購入のきっかけはヘルスケアセクターだった
XLVはヘルスケアセクターに特化した株式のETFです。そもそも私が米国株を購入しようとしたきっかけはヘルスケアセクターでした。2016年のブレグジットの時の急落相場に直面した時、日本株でいわゆるディフェンシブ銘柄と呼ばれる医薬品の株価の過去10年間の値動きがどうなっているかが気になり調べました。
調べた結果、わずかに日経平均のパフォーマンスを上回っていることがわかりました。日本で好成績を残しているならアメリカでも同様の結果が出るのか調べてみたところ…驚愕の事実が判明しました。アメリカにおいてもヘルスケアセクターはNYダウの株価のパフォーマンスを上回っていましたが、それ以上に日本のヘルスケアセクターの株価上昇率を圧倒的に上回っていたのです。この事実に愕然としました。
日本の医薬品業界の株価はわずかに上昇した程度でしたが、アメリカのヘルスケアセクターの株価は倍以上に膨れ上がっていたのです。衝撃的でした。今までなんで気付かなかったのだろうか?いわゆるホームバイアスというやつでしょうか。ほかのセクターの株価もどうなっているか調べたところ、ヘルスケアセクターと生活必需品セクターが特にNYダウを上回るパフォーマンスをあげていることがわかりました。
シーゲル教授の本は比較的最近読みましたが、ヘルスケアと生活必需品のセクターが市場平均を凌駕していたというシーゲル教授の研究結果と、自分が調べた結果が同じというのはなんだか嬉しく感じましたね。
相場の平常時からディフェンシブであるべし!
またこの時に相場の下落時に強いディフェンシブ銘柄は、長期的に見ても優れたパフォーマンスを出せるということにも気づきました。日本株投資においても元々ディフェンシブな戦略を取っていた私の戦略ともマッチしていました。米国株投資を実際に始めるまでにそこまで時間はかかりませんでした。
ヘルスケアセクターの中の具体的にどの個別銘柄を買えばよいのかわからなかったため、セクターごと買えるETFを買いました。さらにヘルスケアセクターのETFを比較検討した結果、コスト面等からXLVを買うことになったのです。最初はETFしか買っていませんでしたが、今では個別銘柄を買い始めました。ですが米国株投資の4分の1を占めるXLVは今後も私の主力銘柄であり続けるでしょう。