一括投資の方が積み立て投資よりも合理的とはいうけども

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

投資手法の話題の1つとして、一括投資と積み立て投資のどちらの手法の方が良い手法なのかという話を定期的に見かけます。

結論から言ってしまうと、この話にはすでに答えが出ています。理論的には一括投資の方が合理的です。

なぜなら投資資金をリスクにさらす期間が長いほうがそのぶん期待できるリターンも高まるからです。

ここで話はおしまい、としてしまっては面白くないので、もう少し話を広げて考えてみたいと思います。

「一括投資合理論」が出てくるのはいつも強気相場の時

皆さんにふり返って考えてもらいたいのが、積み立て投資よりも一括投資の方が合理的だという話が登場するのは、決まって相場が大きく上昇している時です。

コロナショックのような暴落時にはこうした「一括投資の方が合理的!」といった話はほとんど見かけませんでした。

人はより直近の出来事のほうを重視して物事を判断するので、相場が大きく上昇した時は一括投資の方が合理的と唱える人が増え、反対に相場が大きく下落した時はそうした声はほとんど聞かれなくなってしまうのです。

ですからあちこちから「積み立て投資よりも一括投資の方が合理的」といった類の話が聞こえてきたときは、今は相場が過熱しているという1つのサインになると思います。

相場が過熱している時に決まって出てくるキーワード

「一括投資合理論」のように、相場が過熱している時に決まって登場するワードというものがあります。

「レバレッジ」

「時代は変わった」

「投資をしないことは機会損失」

こうしたキーワードをよく見かけるようになれば、それは今がかなり相場が過熱しているというサインです。「一括投資論」も相場の過熱感を示すキーワードの1つになると私は思います。

これらのキーワードが飛び交った2022年の年初に、NISA口座でレバナスに一括投資した人が散見されましたが、彼・彼女らはすっ高値でレバナスを掴むことになってしまいました。

理論的には一括投資の方が合理的ではあるものの、これらのキーワードをよく目にして誰もが相場の先行きに強気になっているようなら、手持ちの余裕資金を一度に全て投資するのではなく、積み立てのように投資タイミングを分散するという事も一考の余地があるのではないかと私ローンウルフは考えています。

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