3Mを買い戻しました
お疲れ様です、ローンウルフです。
4月1日付でヘルスケア部門のスピンオフを実行した3M。このスピンオフに伴って私は、保有していた3Mの株式を一旦全て売却した後に買い戻すことを記事にてお話しました。
そして3Mを4月2日、分社化したソルベンタムを4月3日に買戻しました。なお購入日が異なるのはソルベンタムのSBI証券での取り扱いが4月3日からの開始だったからです。
なお購入金額の内訳については、3M4株につきソルベンタム1株が交付されたとのことで、3M8割・ソルベンタム2割という比率で購入を実行しました。
配当はどうなる?
3Mは50年以上にわたって配当金の増額を行っており、配当王と呼ばれる銘柄群の1つとなっています。しかしこのスピンオフに伴い、減配を行うのではないかという事がささやかれています。
会社の5分の1ほどが分かれてしまったわけですから、これまで通り増配を続けることが出来なくなる可能性が出てくるのは当然ではあります。
この点について報道によれば、配当金に関して減配する可能性は否定しなかったものの、仮に減配したとしてもそれなりに高い利回りを維持するとしていました。
私自身は米国株投資において配当金にフォーカスした投資はしていないので、3Mが減配しようと保有を続けますが、配当金を目当てにしている投資家にとっては大幅な減配は行わないという発表は心強いと思います。
3Mの逆襲なるか
3Mについてはかねてから訴訟問題がネックとなっていましたが、耳栓訴訟についてはほぼ和解が成立し、PFAS訴訟についても公共水道供給業者との和解が成立しています。
これらの訴訟の解決への大幅な進展に伴い、3Mはここ1か月で20%以上の株価上昇を見せています。
ここまで株価が上がった上でも未だ株価収益率は10倍を切っているわけですから、上昇余地は大きいと思います。
3Mは長きにわたって株価が低迷していましたが、このスピンオフをきっかけに上昇してほしいと私ローンウルフは考えています。