日本株の西川ゴム工業を購入しました

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私はアメリカ株を出力投資先としているものの、それ以外に日本株にも投資しています。

その日本株において、昨年9月より低PBR銘柄への投資を開始して、これまでにシンニッタン、北沢産業(売却済)、ミロク、東部ネットワーク、イサム塗料の5銘柄を購入してきました。

そして今回、新たに低PBR銘柄へ投資を行いました。銘柄はスタンダード市場に上場している西川ゴム工業です。金額はおよそ35万円です。

 

今回の記事では、西川ゴム工業を購入した理由についてお話していきたいと思います。

西川ゴム工業を購入した理由

西川ゴム工業は時価総額230億円ほどの小型株です。主に自動車向けにシール製品を納入しており、国内トップのシェアを誇っています。

ちなみに自動車向けのシール製品とは、車の各パーツのつなぎ目の隙間にゴムで出来たシールを取り付けることにより、車を水・ゴミ・騒音から守る自動車部品のことです。

 

また海外展開にも積極的で、売上のおよそ半分を海外が占めています。

西川ゴム工業の6月5日時点での株価指標は以下の通りです(私の購入単価をベースに計算しています)。

・予想PER 9.31倍
・PBR 0.31倍
・予想配当利回り 3.45%

予想PERは一桁台と、資産面だけでなく収益面から見ても割安な水準となっています。

低PBR銘柄への投資においては売却もPBRを基準としています。西川ゴム工業の売却基準は以下の通りです。

1.PBRが0.47倍に到達
2.保有期間が2年を超える
3.投機的な買いにより価格が急騰した時

 

コロナショックが起こる直前1年半の間の最低PBRが0.51倍であったことを考えれば、直近5年間の平均PBR0.47倍という売却基準も無理のない水準なのかなと思っています。

 

現在の1株当たり純資産額から計算した売却予定価格は1,784円です(1株当たり純資産は2023年3月末時点で3,794.87円)。

想定リターンは53.79%とシケモク銘柄にしては大きめのリターンを想定しています。

直近5年間の最低PBRは0.3倍、そこから計算した株価は1138円となっており、最大ドローダウンはマイナス1.9%と一桁台前半を想定しています。

さすがにこの最大損失の想定は見通しが甘すぎかもしれませんが、それでも掘り下げてもせいぜい3~4%ぐらいの損失で留まるのかなと思っています。

想定リターンは50%以上、最大想定損失は一桁台前半と、西川ゴム工業はかなりリスクリターンが良好な投資先であると考えています。

業績・保有資産について

西川ゴム工業の業績についてですが、前期は原材料価格の高騰により大幅な減益となったものの、2024年3月期の会社予想では経常利益が前期比93%の大幅増益、純利益は13.8%の増益が見込まれています。

続いてキャッシュフローです。

年によってはフリーCFはマイナスであるものの、直近15年間は営業CFはずっとプラスを維持しています。

続いて保有資産についてです。

2023年3月末時点で西川ゴム工業は、現預金が405億円、受取手形及び売掛金が159億円、投資有価証券は180億円、合計で744億円と、この3つを合わせると時価総額の4230億円、総負債金額506億円を大きく超えています。

また業績も安定しているため、現金・現金同等物はここ15年で積み上っています。

通常のシケモク銘柄であればこのまま現金等が積みあがっていきますが、西川ゴム工業は経営目標として2025年度にROE(株主資本利益率)10%を掲げています(現在は3%しかありません)。

ROEを改善するためには業績を改善するか自己資本を下げるかしかないわけですが(もちろん両方やる場合もありますが)、西川ゴム工業の潤沢な資産を考えれば増配や自社株買いを選択する可能性が高いのかなと思っています。

下値余地の少なさがシケモク銘柄への投資の魅力

現時点で収益・資産面で見て割安であること、下値余地の小ささと上値余地の大きさ、業績も比較的堅調であること、ROE改善のための自社株買い等のカタリストの発生による平均への回帰の発生等といった要因から西川ゴム工業への投資を決めました。

シケモク銘柄への投資について私は、下値余地の少なさが一番の魅力と考えています。

私がこれまで投資してきたシンニッタン、北沢産業(売却済)、ミロク、東部ネットワーク、イサム塗料においては1度も4%以上のマイナスになったことがありません。

リターンが控えめでもマイナスを抑えることが出来れば、安定的にそれなりのリターンを維持することが出来るのです。反対に短期間で株価が倍になるような銘柄は、短期間で半値以下になるリスクも含んでいます。

失わなければ何度でも挑戦することが出来ますが、失ってしまっては挑戦する機会も失ってしまいます。

アメリカ株の時と同じく日本株においても、失わないことを第一に考えて投資をしていきたいと私ローンウルフは考えています。

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