サラリーマンをなめんじゃねェ!
お疲れ様です、ローンウルフです。
ツイッターやブログなどではよく、サラリーマンのことを「社畜」呼ばわりして小バカにするような表現を使っている人を見かけます。
家畜のように会社に飼われて金銭的に搾取されている様を指して、会社員のことを「社畜」と呼び始めたんだと思います。
確かにサラリーマンという存在にこうした一面があることは否定できません。耳を疑いたくなるようなひどい労働環境に置かれている方が多くいるのも事実です。
しかし忘れてはいけないのが、現実の社会はこうしたサラリーマンの人たちが動かしているという事実です。
「社畜」呼ばわりする人間が紹介する案件は目も当てられないようなものばかり
サラリーマンが自分たちのことを自虐的に「社畜」と呼ぶならまだいいとは思います。ですが第三者がサラリーマンのことを「社畜」と呼んでバカにするような発言をするのは理解できませんし、自分もその「社畜」の1人なのに、なぜかサラリーマンの人たちをバカにしているような人がいるのはもっと理解できません。
それで人を「社畜」呼ばわりしてバカにするような人間がどういった代替手段を提供するかというと、オンラインサロンや仮想通貨などのアフィリエイト報酬の高い案件の紹介です。
はっきり言ってクソですね。
こんなもの搾取する側が会社から特定の個人に変わっただけでしょう。それどころか、会社に勤めていれば給料をもらうことができますが、こうしたオンラインサロンの類に参加してもお金をもらうどころかむしろお金を支払う側に回ることになるのです。
法令すら順守されないいわゆるブラック企業は別として、会社勤めをしていればお金をもらいながら色々なことを学ぶことができます。しかしこうしたオンラインサロンは逆にお金を払って学ばなければなりません。
いつの間にか「スキルシェアサロン」に改名されたイケダハヤト氏らの「脱社畜サロン」は加入者が十分の一以下に激減
オンラインサロンの存在自体を否定するわけではありませんが、こうした「サラリーマンをバカにするような人たちが主催するオンラインサロン」については特に注意が必要です。
会社員も株式投資で資本家側に回ろう
こうしたサラリーマンを「社畜」などと蔑む人たちの意見には耳を貸してはいけません。こんな奴らの言うことをまともに聞いていたら、骨の髄までしゃぶりつくされちゃいます。
だって彼らはあなたたちのことなんか考えておらず、自分たちの利益しか頭にないんですから。「自分ファースト」、これが彼らの行動原理です。
手数料が割高で価値を測る尺度もほとんどなく、配当等の果実も生み出さない仮想通貨投資に必死になって誘導している姿を見ればそれもわかりますよね。
彼らは仮想通貨取引によって多額の利益を得られる夢を見させてくれますが、そもそも彼らのメシの種は仮想通貨取引による利益ではありません。彼らの支持者から得た高額なアフィリエイト報酬なのです。いつかは夢から覚め、現実を突きつけられる時が来るのです。
会社員を小バカにする類のアフィリエイターに騙されるな!
それでももしあなたも会社が社員を搾取していると考えているのであれば、我々も株式投資により資本家側に回るという逆転の発想が必要だと思います。
今はインデックスファンドなどを通せばプロと同等以上の成績を出せる商品が千円からでも気軽に買えますし、iDeCoのような公的な制度を使えば掛け金が全額所得控除の対象となるなど税制上の恩恵を受けることができます。
彼らのような自分たちの利益ばかり考える人間の意見には耳を貸さず、株式投資により着実に資産形成を行っていくことが「社畜」を脱出する一歩になると私ローンウルフは考えています。