ビットコインが上場企業のクソ決算隠しに利用されている
お疲れ様です、ローンウルフです。
ビットコイン価格が堅調に推移しています。ドル建てのビットコイン価格はここ4年間で4倍近くも上昇し、今年に入ってからも10%以上上昇しています(2025年6月20日現在)。
トランプ大統領が暗号資産取引の推進に積極的である事、またトランプ大統領自身の行動によりアメリカという国とドルに対する信認が低下したことがここ最近の価格上昇の背景にあります。
こうした価格上昇を背景に投資家のすそ野も広がっているわけですが、最近になって上場企業がビットコインを購入する事例が増えています。
今年に入って増えた上場企業によるビットコインの購入
代表的なのが日本のスタンダード市場に上場しているメタプラネットです。
メタプラネットは社債の発行による資金調達とビットコインの購入を繰り返し、ビットコインの保有数が1万ビットコインを超えたそうです。
1万ビットコインは現在のレートで日本円に直すとおよそ1500億円もの金額になります。
しかしメタプラネットの時価総額は1兆円を超えており、保有しているビットコインの価値よりも大幅に買われている状態です。
こうしたメタプラネットの影響を受けたのか、ビットコインを購入する上場企業が散見されるようになりました。
同じスタンダード市場に上場しているマックハウスが第三者割当による増資によりビットコインを購入し、またエス・サイエンスやビート・ホールディングス・リミテッドも今年に入りビットコインの購入を始めました。
業績の悪い企業に買われるビットコイン
これらの企業に共通しているのは、本業の業績が極めて悪いという事です。
最初に挙げたメタプラネットですが、時価総額1兆円超えの企業であるにもかかわらず、2025年第1四半期の売上はたったの9億円、経常利益は69億円の赤字です。
またマックハウスの業績について、下記の通り売上は右肩下がりで、経常利益は7期連続の赤字が続いています。

またエス・サイエンスやビート・ホールディングス・リミテッドも長年にわたって赤字を垂れ流しており、極めて業績の悪い銘柄です。
ビットコイン価格が暴落したらこれらの企業は終わる
そもそもメタプラネットの本業はホテルの運営でしたが、これがうまくいかずにビットコインへの投資に舵を切りました(まだ運営自体はしていますが)。
またマックハウスは衣料品の小売企業ですが、こちらも本業が全くうまくいかない中でビットコインへの投資に乗り出しました。
本業が全くうまくいっていないこれらの企業が、それをごまかすためにビットコインへの投資に乗り出しているのが現状なのです。
しかしこれらのスキームはビットコイン価格が上昇し続ける事が前提です。もし半値以下になった場合には立ち行かなくなってしまうでしょう。
不健全な投資先を淘汰するという意味では、短期間でもいいのでビットコイン価格が暴落してこれらの企業に市場から退場してもらったほうが良いのではないかと私ローンウルフは考えています。











