株価が大幅下落してから現金比率を高めるぐらいなら最初から保守的なポジションを組もう

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

今年に入ってからはとても好調なアメリカ株式市場。S&P500の2023年の年初来騰落率は9月14日時点で16.82%に達しています。

 

しかし昨年は今年と違って軟調な展開で、一時S&P500は最高値より25%近い下げとなり、コロナショック以降で最も大きな下げ幅を記録しました。

 

当時は株価が大きく下落してから現金比率を高めたり、株価が下落すると価格が上昇するインバース型の金融商品を購入している人を良く見かけました。

しかし株価が大きく下落してからこのような行動をとるぐらいなら、最初から保守的なポジションを組んだりインデックスをバイアンドホールドした方が良いと思います。

株価が大幅下落してから保守的な行動をとるのは事故を起こしてから保険に入るようなもの

以前の記事でもお話しましたが、株価が大きく下落してから現金比率を高めたりインバース型の金融商品を購入するといった行為は、自動車事故を起こしてから保険に入るようなものです。

このようなリスク回避的な行動をとるとすれば、多くの人が株価の上昇に浮かれてリスクを省みない投資行動を取るような局面であり、リスクが顕在化して株価が大きく下落して多くの人がさらなる下落におびえているような局面ではありません。

市場全体が大きく下落した後に保有している株式を売却した場合、大きく株価が戻した時に戻り相場の恩恵を受けることが出来ません。

また戻り相場で周りが儲けているのを耐えられずに結局高値で買い戻し、その直後に再び株価が急落なんてことにもなりかねません。

また税金や手数料などの取引コストを考えると、よほど上手いタイミングで売買しない限り超過リターンを得ることは出来ないと思います。

それであれば、最初からリセッションや相場全体の下落に強いディフェンシブ系の銘柄を中心に投資したり、あるいはインデックスファンドを購入してひたすらバイアンドホールドをした方が良いと思います。

そうすれば市場全体の大幅な下落に狼狽して慌てて保有銘柄を売却したり、インバース型の金融商品を買ったりといった事態を避けられますし、その後の戻り相場の恩恵をそのまま受けることが出来るからです。

大幅下落時にリスク回避的な行動を取ってしまうのは過大なリスクを取っていた証拠

そもそも株式市場全体が大幅に下落してからリスク回避的な行動を取るという事は、あなたが自分が想定していた以上に過大なリスクを取っていたからにほかなりません。

幸いにも今は相場が戻り局面の最中にあるので、この機会を利用してもう1度自分のポジションがリスクを取りすぎていないか確認した方が良いと思います。

相場が大幅に悪化してからではなく、相場が好調な時こそ自分のポシジョンの守りについて考えたほうがいいと私ローンウルフは考えています。

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