昨年(2023年)の米国株のセクターごとの騰落率を調べてみた

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お疲れ様です、ローンウルフです。

昨年の米国株式市場は軟調だった2022年とは一転して大幅な上昇となり、2022年の下げを取り返した形となりました。

米国の株価指数としては大幅な上昇を見せているものの、その上昇の多くは一部の大型株によってもたらされたものと言われています。

これらの銘柄はセクターごとの騰落率にも大きな影響を与えているわけですが、今回の記事では例年と同じく前年の米国株のセクターごとの騰落率を調べたものを公開したいと思います。

ちなみに2007~2022年の16年間のセクターごとの騰落率については過去に記事にしているので、良ければ合わせてそちらもご覧ください。

2023年の米国株のセクターごとの騰落率

米国株のセクターごとの騰落率を調べるにあたっては、いつも通りバンガードのセクターETFの価格推移を利用して調べました。利用するバンガードのETFは以下の10種類です。

それでは早速2023年の各セクターの価格推移を載せたいと思います。どうぞご覧ください!

ということで、昨年一番強かったセクターは情報技術セクターでした!さらに通信、一般消費財と続きます。

昨年好調だったエネルギーセクターとディフェンシブセクターである生活必需品、公益、エネルギーは下位に沈みました。

昨年の記事で強いセクターは循環するとお話しましたが、まさしくその通りとなった1年間でした。

2024年はマグニフィセント・セブン次第

2023年のアメリカ株上昇の大半はマグニフィセント・セブンと呼ばれる大型株によってもたらされたと言われています。

実際セクターごとでも、マグニフィセント・セブンの銘柄が含まれない素材セクター以下はS&P500に劣後した成績となっており、その影響はセクターごとの騰落率にも表れています。

こうした状況を考えると、2024年のセクター騰落率についてもマグニフィセント・セブン次第になってくると思われます。

そして相場は循環することを考えれば、今年不振だったディフェンシブセクターと好調だったマグニフィセント・セブンの騰落率が2022年のように逆転する可能性も充分あり得るのではないかと私ローンウルフは考えています。

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