いま米ディフェンシブ銘柄を買うなら公益セクター

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は保有している米国株について、不況時に強いディフェンシブ銘柄を中心に保有しています。私がディフェンシブ銘柄として保有しているのは、生活必需品セクターとヘルスケアセクターの銘柄です。

ディフェンシブなセクターとして他に知られているのは、公益セクターです。公益は生活必需品やヘルスケア以上に保守的なセクターであり、私としては保守的でありながらも少しはリスクを取りたいとの思いから、公益セクターには投資してきませんでした。

しかし今この時点という意味で考えると、米ディフェンシブ銘柄を買うなら生活必需品やヘルスケアよりも、公益セクターの方に投資妙味があると考えています。

割安な公益セクター

今なぜ公益セクターの方に投資妙味があるのかを考えるにあたって、これまでの記事で生活必需品やヘルスケアで見てきたように、予想PERとEPSの成長率を確認したいと思います。

なお公益セクターの対象銘柄については、公益セクターETFであるXLUの構成銘柄TOP10を調べたいと思います。

予想PERと1株当たり純利益の予想成長率についてはseeking alphaの数字をそれぞれ採用しています。いずれも2024年3月5日現在の数値です。

それではご覧ください!

 

上記10銘柄のうち、S&P500の予想PER20.98倍を超えている銘柄はわずか1銘柄です。

生活必需品は5銘柄、ヘルスケアは4銘柄がS&P500の予想PERを上回っていたことを考えれば、相対的にかなり割安であることが見て取れると思います。

またEPSの成長率について、大幅な増加ではないものの堅調に業績を伸ばすと想定されています。生活必需品とヘルスケアのEPS成長率と比較しても遜色ありません。

これら2つの要素を加味すると、今現在という観点で米ディフェンシブ銘柄を買うなら公益セクターの方が良いのではないかと私は考えました。

なお生活必需品とヘルスケアセクターの過熱度について、最近記事にしているので良ければそちらもご覧ください。

私自身の今後の投資先

私自身はそれじゃあどうするんだという話ですが、そもそも私は現在アメリカ株については配当再投資しか行っておらず、次回その再投資時に過熱度も低いJNJを購入する予定であるため、今の所は投資行動を変更する予定はありません。

たださらに先の配当再投資時に今のような状況が続いていて、再投資の予定がセクターETFのVDCとXLVの番になった際は、公益セクターETFの購入を本格的に検討しようかなと私ローンウルフは考えています。

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