ドルの待機資金はMMFに替えよう

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は主力投資先をアメリカ株としているわけですが、保有していると株式から配当金が支払われます。

アメリカの証券取引所に上場しているアメリカ企業へ投資をしているので、配当金は当然ながらドルで支払われることになります。

そしてこの受け取ったドル建ての配当金について、そのままにしているという方は意外と多いのではないでしょうか?

ですがこの高金利の時代、ドル建ての配当金についてすぐに使う予定が無いのなら、そのままにせずにMMFに替えてしまったほうがいいと思います。

ドルの待機資金はMMFに替えよう(SBI証券の場合)

私がアメリカ株投資で利用しているSBI証券においては、ドルを受け取った場合に「預り金」という形で保有することになります。

そしてこの預り金については金利がつかないため、利息がもらえることはありません(おそらく他の証券会社も同様の形になると思います)。

SBI証券のホームページより

私の場合はドル建ての配当金については1111ドル以上貯まり次第すぐに配当再投資に回してしまうのですが、それでも配当再投資に回すまでに半年以上かかるのでその間に無利息というのはすこしもったいない感じがします。

そこで登場するのがMMFです。MMFとはマネー・マーケット・ファンドの略で、格付けの高い短期の債券で運用されている投資信託のことです。

MMFは安全性がとても高いとされ、預貯金感覚で捉える人も多いです(ごく稀ですが元本割れしたこともありますが、利息でカバーできるほどの金額です)。

預り金をこのMMFで運用すれば、今のアメリカの高金利を享受することが出来るのです。

なお外貨建てMMFは申込時・解約時に手数料はかかりません。ただし円から外貨・外貨から円に替える場合には為替手数料が発生しますが、今回のようにドルをそのままドル建てMMFにする場合には当然為替手数料は発生しません。

SBI証券のホームページより

SBI証券においてはドル建てのMMFは以下の4つの取り扱いがあります。

ご覧の通りいずれも4%台後半と、高い利回りを享受することができるのが見て取れます(金利は2023年8月4日現在)。

ただ先ほど申込時・解約時に手数料はかからないとお話しましたが、保有時の管理手数料はかかります。

私が実際に保有している「ブラックロック・スーパー・マネー・マーケット・ファンド(米ドル)」の場合、年率0.5%を上限として手数料等が平均純資産総額から控除されることとなっています。

 

それでも今の高金利時代、手数料を控除しても4%以上の利息を得ることができるわけですから、これを利用しない手はないのかなと思います。

以下具体的なMMFの申し込みなんですが、私が利用しているSBI証券の画面を参考までに載せておくのでよければご覧ください。

1 トップ画面の「口座管理」をクリック

2 左上にある「口座(外貨建)」をクリック

3 画面右側にある「外貨建MMFのご案内」をクリック

3番が終わるとMMFの選択画面が出てくるので好きなものを選んで買い付けてください。なお手持ちのドルで買い付けを行う場合、必ず「米ドルで買付」を選択した上で購入するようにしてください。なおMMFの受渡日は約定日の翌取引日です。

インフレにも勝っているMMF

現在のアメリカの直近の消費者物価指数は3.0%と、MMFで得られる金利収入の方が消費者物価指数を上回っている状態です。

ですから現在アメリカ人はMMFを保有するだけで少なくともインフレに負けることはありません。日銀によって金利が低く抑えられてしまっている日本人からしたら少し羨ましい状況ですね。

私はあくまで配当再投資するまで預り金をMMFに預けるだけなので、年間でMMFから得られる金利収入は1万円にも満たないです。

ですが現在それなりの規模のドルを持っている人は、現在の高金利環境を活かすためにもMMFを利用してみてもいいのかなと私ローンウルフは考えています。

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