保有中の日本株の2024年3月時点の現状認識と今後の方針
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は3か月に1度、保有している日本株の保有状況について公開しています。そして保有状況公開後はこれらの銘柄の現状認識と今後の方針を記事にしているところですが、今回も同様に記事にしてまとめたいと思います。
保有中の日本の小型株と優待銘柄の2024年3月時点の現状認識と今後の方針
・カナモト
先週2024年10月期の第1四半期決算発表がありました。経常利益は前期比で2.1%のマイナスでした。業績予想はプラスの予想だったのを考えるとあまり良くない数字です。
決算を受けて市場全体の下落も相まって株価は昨日3月11日に9%以上の下落。今後の業績に期待したいところです。
・丸東産業
丸東産業の第3四半期決算は16.3%の減益と良くなかったです。それでも株価が落ち着いているのは、シケモク銘柄としての顔も持ち合わせており、PBRから見てかなり割安な水準であるからだと思われます。
・グリーンクロス
昨日3月11日に令和6年4月期第2四半期決算が発表されましたが、経常利益が14.9%の増益と二桁増益を達成しています。次の決算までは安心して保有できそうです。
・エイジス
エイジスの第3四半期決算は経常利益26.6%の大幅な減益。ただしすでに下方修正済みなので株価には大きな影響は与えていません。
売上は伸びてきているので、早く利益が追い付いてほしいところです。
・オリックス
オリックスは株主還元に積極的であり、高配当銘柄でもあります。私の取得単価ベース(1290円)で計算した予想配当利回りは7.29%にもなります(2024年3月11日現在)。
配当を維持し続ける限りは永久保有しようかなと思っています。
・ドトール・日レスホールディングス
ドトールは今期の業績について、経常利益が前期比で2倍以上になることをブチ上げているわけですが、第3四半期時点の進捗率を見るとその強気予想を上回るほどのペースで推移しており、特に問題は無さそうです。
・いちごホテルリート投資法人
私の購入単価ベース(92,480円)で計算した予想分配金利回りは5.38%となっています。
分配金を増加させ続ける限りはこちらも永久保有をしていこうかなと思っています。
・シンニッタン
第2四半期時点では減益であったものの、第3四半期決算時に10.3%の増益に転換しました。自動車業界の好調の恩恵を受けているようです。
・ミロク
ミロクは大きな動きがありました。前期の決算発表において、2024年10月期は61%もの大幅な減益になることが発表され、株価は急落。一時5%を超える含み損となりました。
その後は株価は少し戻しているわけですが、あれだけのひどい業績予想を出しながらここまで持ちこたえたので、シケモク銘柄の防御力を体感することが出来たという感じでした。
・イサム塗料
イサム塗料は第3四半期時点で48.4%の大幅増益で進捗率も9割を超えており、さらなる上方修正もあるかもしれません。今期は非常に好調な業績で終えられそうです。
・浅香工業
こちらは2月6日に新規購入した銘柄です。直近の第3四半期決算では経常利益が27.8%の大幅な増益を達成し、すでに業績予想の数字を超過しています。
今期の業績についてはすでに株価に織り込まれていると思うので、翌期以降の業績の見通りが明るくなるのを願いたいです。
・日本化学工業
浅香工業を購入した2日後に購入した銘柄です。購入したその日に第3四半期決算が発表されましたが、前期比で2.4%の微増益も通期の業績予想を超過し、株価は急騰。1か月ほどで20%近いリターンを出しています。
こちらも今期の業績はすでに株価に織り込まれていると思うので、翌期以降の業績を見守りたいところです。
以上、3か月に1度行っている保有中の日本株についての現状の認識と今後の方針についてお話させていただきました。
なお現在保有している12銘柄のうちシケモク銘柄以外の株式について、グリーンクロス、オリックス、いちごホテルリート投資法人以外の銘柄はいずれ売却する予定です。
カナモト以外は旧NISA経由で購入していて、その旧NISAの非課税期間が終わったら売ろうと考えています。カナモトも基本的には保有し続ける予定ですが、災害時に株価が急騰した場合には売却しようかなと思っています。
グリーンクロスについてはその成長を享受し、オリックスといちごホテルリート投資法人についてはマネーマシーンとしてこのまま可能な限り活用するつもりです。
今後は基本的に日本株は永久保有銘柄とシケモク銘柄の2つに分けて運用していこうと私ローンウルフは考えています。