日本株の日本化学工業の株式を購入しました

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お疲れ様です、ローンウルフです。

私は米国株以外にも日本株の低PBR銘柄、いわゆるシケモク銘柄に投資をしています。2月6日に新たに浅香工業に投資したばかりですが、今回さらに新たにシケモク銘柄に投資しました。

購入した銘柄は日本化学工業です。

 

今回の記事では、日本化学工業の株式を購入した背景についてお話したいと思います。

日本化学工業の株式を購入した背景

日本化学工業は東証のプライム市場に上場している時価総額およそ190億円の小型株です。

プライム市場に上場しているシケモク銘柄の数はあまり多くないので、どのような価格推移を見せるのか興味があって身銭を切ったという要素も少しあります。

日本化学工業はクロム、シリカ、リンといった無機化学製品の販売を主力としており、他にも電子セラミック材料電池・電子デバイス材料といった機能品も取り扱っています。

ですがここで取り上げたいのは不動産賃貸事業です。不動産賃貸事業は日本化学工業の売上のわずか2.4%にしかすぎません。

しかし利益ベースでは全体の41%を占めており、この賃貸事業の存在が日本化学工業の株価の底堅さに貢献していると言えるでしょう(割合は2023年3月末時点)。

日本化学工業の2月11日時点での株価指標は以下の通りです(私の購入単価をベースに計算しています)。

・予想PER 18.73倍
・PBR 0.4倍
・予想配当利回り 3.29%

 

ちなみにこの予想PERは会社の通期の業績予想を用いて計算していますが、第3四半期時点で利益額は通期業績予想を超えています。

そのため業績予想の数字をそのまま利用するのは不適当なので、第3四半期時点の1株当たり純利益を基にしてPERを計算すると、予想PERは15.08倍となりこちらの方が実態に近い数字となります。

低PBR銘柄への投資においては売却もPBRを基準としています。日本化学工業の売却基準は以下の通りです。

1.PBRが直近5年間の平均である0.54倍に到達
2.保有期間が2年を超える
3.投機的な買いにより価格が急騰した時

現在の1株当たり純資産額から計算した売却予定価格は2,657円です(1株当たり純資産は2023年12月末時点で4,921円)。ここから計算した想定リターンは37.38%です。

直近5年間の最低PBRは0.36倍、そこから計算した株価は1772円となっており、最大ドローダウンはマイナス8.38%を想定しています。

業績・保有資産について

日本化学工業の業績についてですが、第3四半期時点で経常利益は前年同期比2.4%の増益となっています。

ただ先ほどもお話した通り、第3四半期時点で通期の業績予想の数字を超過しているため、かなり好調な業績を残していると言えるでしょう。

続いてキャッシュフローです。

営業CFこそプラスをずっと維持しているものの、フリーCFはプラスとマイナスを繰り返しています。

シケモク銘柄はフリーCFが安定していない銘柄が多いですね。だからこそ割安に放置されやすいんでしょうが。

ROEは2%ほどと、シケモク銘柄によくある低ROEです。自己資本比率は57%と比較的高い水準を保っています。

そしてシケモク銘柄で一番気になる保有資産についてです。

日本化学工業は2023年12月末時点で71億円もの投資有価証券を保有しています。また賃貸用の不動産について、2023年3月末時点で時価97億円の価値となっています。

両者を合わせると168億円と時価総額190億円に近い規模となっており、これが日本化学工業の下値を抑える役割を果たすことになると思います。

早速急騰した株価

2月8日に日本化学工業を新規購入したわけですが、実はその日のうちに第3四半期決算発表がありました。

別に決算ギャンブルをしようとしていたわけではなく、たまたまその日にここまで株価が下がったら買おうと決めていた水準にまで下落したので買ったわけですが、好業績を発表したためそれが功を奏して2月9日は9.25%もの上昇を見せました。

私の投資額ベースではたった1日で約10%の利益が出ている状態です。

 

また先週の火曜日に購入したばかりの浅香工業も、約9%のリターンが出ています。

 

 

市場ではAI・半導体銘柄が大きく盛り上がっているところですが、私はそうした流れには乗らずにあくまでシケモク銘柄に着目し、独自の道を歩んでいこうと私ローンウルフは考えています。

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