高配当株=ディフェンシブではない
お疲れ様です、ローンウルフです。
大型ハイテク株への投資が流行するよりも前、ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」の影響で高配当株がブームになった時期がありました。
しかしここ15年ほどの上昇相場で高配当株は、大型ハイテク株のパフォーマンスと比較すると大きくリターンが劣後している状態になっています。
それでも今年に入ってからはハイテク株は軟調な展開を迎え、反対に高配当株は相対的に底堅い展開となっています。
こうした株価の値動きを見て「高配当株=ディフェンシブである」という考えを持っている人は少なくないと思います。
ただ以前から「高配当株=ディフェンシブ」と思っている人が思いのほか多いので気になっていたのですが、必ずしも「高配当株=ディフェンシブ」ではありません。
石油株は高配当株だがディフェンシブ銘柄ではない
まずディフェンシブ銘柄についてそもそもの定義をしておきたいのですが、ディフェンシブ銘柄とは不景気が訪れても業績が安定的に推移する銘柄の事を指します。
デェフェンシブ銘柄は相場全体が軟調な展開を迎えた時に株価があまり下がらない(場合によっては上がる)銘柄であると思ってる人も多いかと思いますが、それはあくまで副次的なものであり、不景気時でも業績が堅調に推移するかどうかが一番重要なのです。
その点について考えて見ると、例えば石油株については高配当株として有名ですが、石油は一般的に好景気時に多く消費され、不景気時には消費量が減ります。原油価格も通常好景気時には上がり、不景気時には下がります。
そのため石油株は不景気時に業績が落ち込みやすくなるため、ディフェンシブ銘柄ではなくむしろ景気敏感銘柄の区分に属するのです。
景気敏感銘柄の高配当株は不景気時の減配に注意
以上、あまりに高配当株=デェフェンシブであると勘違いしている人が多かったので、記事にして整理させてもらいました。
それでも石油株のような景気動向に大きく左右される高配当銘柄は、不景気時に配当再投資を続けることによりその後の景気回復時の上昇相場の恩恵を受けることが出来るので、長い目で見れば不景気をチャンスに変えることが出来ます。
ただ景気敏感銘柄の場合、たとえ高配当でも減配が行われる可能性が高いというのは頭に入れておいた方が良いのではないかと私ローンウルフは考えています。











