バフェット太郎さんの「オルカンオワコン論」に違和感を感じる

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お疲れ様です、ローンウルフです。

米国株投資ブロガーの先駆けであり、現在では情報発信の場の中心をYouTubeに移したバフェット太郎さん。

著書「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」に続き「投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方」を出版し、未だに精力的に情報発信を続けています。

そんなバフェット太郎さんですが、今年に入ったあたりから米国株やオルカン(世界株)について「オワコン」だと主張し始めました。

まず米国株が低迷する理由について、PERやCAPEレシオで見た割高さ、米国株の米国債に対するリスクプレミアムの低さ、一度起きた投資ブームは次の景気後退が起きた後は低迷するといったことを理由に挙げていました。

そしてオルカンがオワコンである理由については、オルカンの投資先のおよそ6割が米国株であり、米国株の低迷による影響は避けられないとして向こう10年程度のオルカンへの投資に否定的な立場を取っています。

しかしオルカンに限って言うと、今年の相場を見る限りこうした主張に私は違和感を覚えます。

相関性が低下してきた米国と米国以外の株式

確かに今年に入ってからの米国株は上昇はしているものの、他国と比較したパフォーマンスは低迷しており、ドイツや新興国、イギリスや日本と比べてアンダーパフォームしています。

パフォーマンスの良い順にドイツ、イギリス、新興国、アメリカ


 

こうしたパフォーマンス差は、高いと言われていた米国株とオルカンの相関性が低下していることも現わしています。

しかし今年に入ってからの相関性の低下は決して悪い事ではありません。なぜなら米国株の低迷を他の国の株式の高パフォーマンスが補ってくれるという、オルカンに期待されている役割が発揮されているからです。

実際の相場を見て見ると、2025年の年初からの上昇率はS&P500は7.45%であるのに対し、VT(世界株)の上昇率は11.05%とS&P500を上回っています(2025年7月22日時点)。

またトランプ大統領が名付けた「解放の日」よりも前の過去最高値からボトムを打った4月8日までの下落率について、S&P500は18.9%であったのに対し、VT(世界株)の同下落率は16.79%と2%ほど下落率が抑えられています。

2025年に入ってからのオルカンの下落率は米国株よりも抑えられ、上昇率は米国株を上回るというオルカンへ投資する投資家にとってまさに理想的な展開となっているといっていいでしょう。

ノイズに惑わされない事の大切さ

今年に入ってからの株式市場の各国のパフォーマンス差は今のところ概ねバフェット太郎さんの言う通りとなっており、それなりに的を得ているなと感じました。

ただ最近は「オルカンオワコン」論を唱え続ける中で世界株は連日で過去最高値を更新しており、こうした注目を集めるための「オルカンオワコン」論はオルカンに積み立て続ける人にとってはただのノイズでしかありません。

情報商材を販売しているような情報発信者は、自らの注目を集めるために煽るような発信や過激な表現を用いることが多いですが、こうしたノイズに惑わされずに愚直に積み立てを続けることが着実な資産形成につながっていくのだと私ローンウルフは考えています。

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