ハイパーグロース株で大損してしまった人へ

2023年11月15日

スポンサーリンク

お疲れ様です、ローンウルフです。

今年に入ってから非常に好調な展開を迎えているアメリカの株式市場。S&P500は直近の安値から20%以上上昇し、強気相場入りしました。

ただ大きく値上がりしているのは大型株中心で、小型株は少しは持ち直している銘柄もあるものの依然として低迷したままです。

特にハイパーグロース株と呼ばれるような投機的銘柄群は、最高値から未だ数分の一程度の株価のままです。

投資を始めて日の浅い人は本当にすごい人とすごい風の人の見分けがつかない

ハイパーグロース株は2020年後半から2021年春ぐらいにかけて、大きく株価が上昇しました。当時は歴史的な低金利環境にあったこともあり、キャッシュフローが赤字の銘柄にも多額の投資資金が流入していたのです。

ただ投資経験が長かったり、優れた投資スキルを持ち合わせた人でこうした投機的銘柄群に手を出す人は少なかったです。

反対に投資を始めてあまり日が経っていない人のほうがこうした投機的銘柄群に好んで手を出していたのを私は覚えています。

なぜ投資の経験が少ない人がこうした投機的銘柄群に手を出してしまったかと言えば、多額の資産を保有していると主張していたり、自分に投資スキルがあるかのように振る舞っていたインフルエンサー的な立場の人がそうした銘柄群の素晴らしさを説いていたため、その影響を受けたという事があると思います。

投資を始めて日の浅い人は、本当にすごい人とすごい風の雰囲気を醸し出してるだけの人の見分けがつかないため、後者のすごい人風の主張に耳を貸してしまいやすいのです。

実際に当時そうした銘柄の株価は大きく値上がりしていたので、そうした人たちの意見を無視するのは投資初心者層にとって難易度が高かったことでしょう。

失敗を糧として活かせるかどうかが今後の鍵

ですから投資を始めてから日の浅い人が、こうした投機的銘柄群で大きな損失を負ってしまうのはある意味で仕方のないことだと思います。情報が正しいかどうか見極める経験やスキルが不足していたわけですから。

問題はこの失敗を糧として次に活かせるかどうかです。この失敗を活かせずに「バブルよもう一度!」と言わんばかりに再び流行の銘柄や、キャッシュフローが赤字なのに大きく値上がりしているだけの銘柄に後から飛び乗るようでは同じ事の繰り返しになるでしょう。

しかしこれまでの反省を活かし、流行りは無視して投資対象について業績や業務内容を自ら精査し、その企業についている価格が適正な範囲内かどうかを判断できるようになれば第2のスタートを切ることが出来たと言えるでしょう。

相場が堅調な今だからこそ身を引き締めて、こうした投機的銘柄群とは距離を置くようにした方が良いのではないかと私ローンウルフは考えています。

↓↓↓応援のクリックをして頂けると大変うれしいです(^^)
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

スポンサーリンク