QQQの売却資金でドイツ株ETFのDAXを購入しました
お疲れ様です、ローンウルフです。
前回の記事で私は、コロナショック時の2020年3月に購入したQQQについて、全て売却したことについてお話しました。
QQQを売却した主な理由については、トランプ大統領による横暴にある旨について前回の記事でお話しました。
2番目の理由についてはQQQよりも魅力的な投資対象があるからともお話しましたが、具体的な投資対象についてはまだお話していませんでした。
そしてQQQを売った同日に私は、QQQを売った資金でとある投資先に投資をしました。それはドイツ株ETFであるDAXです。

トランプ大統領の横暴がカタリストになって割安な状態が解消され始めたドイツ株
本音を言えばドイツ株よりもイギリス株を買いたかったのですが、イギリス株ETFであるEWUは日本の大手ネット証券からは買うことが出来ず、また国内のイギリス株ETFは純資産残高が約7億円と低く、以前遭遇した償還の憂き目にあいかねません。
さらにイギリス株についてはすでに新NISA口座で個別株を購入しているため、今回はイギリス以外の国への投資を行うこととしました。そしてその投資先がドイツです。
ドイツといえば欧州で最も経済規模が大きな国で、EUにおける中心的な存在でありながらも、株式市場は万年割安な状態が続いていました。
しかしトランプ大統領が登場してからはパフォーマンスが大きく改善し、昨年ドイツ株はS&P500を20%近く上回る高パフォーマンスを叩き出しました。
トランプ大統領の関税政策や帝国主義的政策がカタリストとなり、万年割安株だったドイツ株の評価が大きく変わり始めたのです。そしてこのカタリストは残り3年弱あるトランプ大統領の任期の間は続くと思っています。
続いてドイツ株のうち、投資対象をアメリカに上場している海外ETFであるDAXを選んだ理由についてです。
ドイツ株ETFとしてはEWGの方が純資産残高が大幅に大きくメジャーな存在ですが、EWGの経費率は0.49%とDAXの0.20%よりも高く、また過去のリターンもDAXの方が良かったためDAXの方を選びました。
またDAXは日本の投資信託経由でも購入できるのですが、日本の投資信託の場合経費率が約0.9%と高く、また為替手数料もかかってしまうため海外ETFを選択しました。
成長率に対するバリュエーションが高いナスダック100、割安なドイツDAX
DAXはドイツを代表する40銘柄で構成されている時価総額加重平均型の株式指数です。昨年は36.91%のリターン(配当除く)を叩き出しています。これはS&P500を20%上回る水準です。
なおQQQを売ってDAXを買った理由ですが、EPS成長率を加味した予想PERがQQQよりもDAXの方が良好であるというのも大きな理由です。
下記はドイツDAXとナスダック100の2026年と2027年の予想EPS成長率と予想PERを掲載したものです。1つ目がDAXについて、2つ目がナスダック100についてのものです。


ドイツとナスダック100の2026・2027年の予想EPS成長率は概ね同程度という事が見て取れると思います。
しかし問題はそのEPS成長率に対する値付けです。2026年の予想PERはドイツが16~19倍と予想されているのに対し、ナスダック100は22~28倍と大きく上回っていることがわかります。
さらに2027年はドイツが15倍前後であるのに対し、ナスダック100は20~25倍とこちらもナスダック100の予想PERが大幅に上回っています。
増益率が概ね同程度のものにこれだけのバリュエーション差があるわけですから、将来の期待リターンはドイツ株の方が高いのは明白です。
ただもちろんこれはあくまで予想の数字であって、この予想通りに利益成長が進むとは限りません。というかおそらくこの数字通りには進まないでしょう。
それでもナスダック100はドイツDAXと比較して成長率に対する値付けが相対的にとても高いため、将来のリターンにも差が出てくるでしょう。
また2月半ばまでには2025年の決算が出そろうと思うので、その時にまた成長率とPERについて考察したいと思います。
アップサイドのあるドイツ株とアップサイドの少ないナスダック100
将来の期待リターンを推測する際に、過去のリターンをそのまま延長して物事を考える人が散見されます。
しかし株価というものはEPS×PERで構成されており、将来のリターンを図る際には過去のリターンよりもこの2つを見る必要があります。
翻ってドイツDAXとナスダック100について考えた場合に、ドイツ株の予想PERは10倍台後半とまだ上昇の余地がありますが、ナスダック100の上昇余地はあまり大きくないです。
もちろんナスダック100のPERがさらに30倍、40倍と進む可能性もゼロではありません。しかしそれを正当化するためには今の15%の予想EPS成長率を大きく超える高い成長率が求められることとなり、実現可能性は低いです。
今後のアップサイドの事も考えると、ナスダック100よりもドイツDAXの方がアップサイドは高いのではないかと私ローンウルフは考えています。












