「柴犬銘柄」の日清製粉グループの株式を売却しました

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

今年の5月、私はアメリカ株投資をしているブロガーである柴犬さんのブログの記事を読み、コロナウィルス感染拡大が業績の拡大につながる銘柄に投資をしようと思い、加藤産業日清製粉グループの株式を購入しました。

 

 

ですが昨日11月11日、私は上記の銘柄のうちの日清製粉グループの株式を売却しました。

私が日清製粉グループの株式を売却した理由

私が今回日清製粉グループを売却した主な理由は2つあります。1つ目は、コロナウィルス感染拡大が業績の拡大に繋がらなかったためです。

日清製粉グループは10月27日に第2四半期決算を発表しましたが、売上高、営業利益、純利益いずれも前年同期比でマイナスとなっており、一般消費者向けの食品事業が製粉事業の落ち込みをカバー出来ないまま終わってしまいました。

赤字に陥っている企業も多い中で相対的には業績は堅調かもしれませんが、当初もくろんでいた業績の拡大にはつながっていないので、これは売ったほうが良いのではないかと判断しました。

2つ目の理由は、指標面から見て割安ではなくなったからです。

私が購入した時点では過去(2007~2019年)の平均PER23.62倍に対し、予想PERは22.68倍と平均値から見て若干割安な水準でした。

しかし11月10日時点での今期予想PERは29.98倍、会社四季報の予想値を利用して算出した来期の予想PERは24.29倍と、あまりお買い得な水準とは言えません。

また高いPERを許容するだけの成長性にも乏しいので、割高とまでは言えない水準ではあるものの、売却を決断するに至りました。

主な理由はこの2つですが、今週に入って日本の株式市場全体が大きく値上がりしたこともあり、これはちょうど売却するのにいいタイミングではないかと思ったのと、他の銘柄の購入資金に充てたいという思いもあり、昨日売却をしました。

加藤産業は保有を続けます

以上が私が日清製粉グループを売却した理由です。しかしもう1つの柴犬銘柄である加藤産業についてはまだ保有を続けます。

なぜなら加藤産業は前年同期比で業績を伸ばしており、まさしくコロナによる逆境をむしろ業績拡大に利用できているからです。

また指標面においても、加藤産業の来期の予想PERは過去平均のPERよりもわずかに上回るものの、業績が拡大していることを考えると割高な水準であるとは言えないでしょう。


 

これまで柴犬銘柄の運用状況を書くたびに茶番のような内容の記事を書いてきましたが、今回の日清製粉グループ売却にてそれも終わりです。なんだよいぬデックスって(笑)

ただ加藤産業については結構お気に入りの銘柄になりつつあるので、基本的な業績の内容はウォッチしつつ、もうしばらく保有を続けていこうかなと私ローンウルフは考えています。

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