イギリスFTSE100指数の上位10銘柄について【2023年12月】
お疲れ様です、ローンウルフです。
私は昨年の2月よりロンドン証券取引所に上場する銘柄によって構成された、イギリスFTSE100に連動するETFを2か月に1度定期的に購入していましたが、上場廃止に伴い購入を中止しました。
しかし来年の新しいNISAのスタートと共にイギリス株への投資を再開しようと思っています。そのため引き続きイギリス株についてはウォッチをしていこうと考えています。
FTSE100については半年おきに構成銘柄の上位10銘柄を取り上げているところでしたが、今回は新しいNISAの開始まで1か月を切ったため、半年を待たず3か月の経過をもってFTSE100の構成銘柄上位10銘柄について確認したいと思います。
イギリスのFTSE100指数の上位構成銘柄
FTSE100指数の上位10銘柄を紹介するにあたって、予想PERと予想配当利回りを合わせて載せたいと思います。なお予想PERと予想配当利回りはアメリカのYahoo!Financeの数字を採用しています。
それではご覧ください!
9月時点と比較して銘柄の入れ替えがありました。構成比率第8位だったブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)が外れ、新たにレレックス・グループ(RELX)が加わりました。
BTIは大型の減損処理があり株価は大幅下落。株価は年初来で27.3%のマイナスと非常に低迷しています。
代わりに加わったRELXは情報ソリューションの提供事業を行う企業で、オールドエコノミー企業が上位を占めるイギリス株には珍しい通信セクターの銘柄が今回上位に食い込みました。
予想PERは10銘柄中6銘柄が一桁台のPERです。RELXは高成長銘柄という事もありPERは高めです。
なおFTSE100指数全体の配当利回りは4%です(2023年12月17日現在、ロンドン証券取引所のHPより)。またこの上位10銘柄でFTSE100のおよそ半分近くを占めています。
最後にFTSE100のセクター比率を掲載したいと思います。
引き続き金融セクターが一番のウェイトを占め、生活必需品がそれに続きます。前回より生活必需品のウェイトが落ちたのはBTIの株価下落の影響が大きいと思われます。
金融セクターは経済的ショックに弱いので将来金融危機が起きた時にその影響を大きく受けてしまいますが、同じぐらいのウェイトを占めている生活必需品がそのショックをある程度緩和してくれるのかなと思います。
新しいNISAが始まるまで半月を切りました。1月に入ったら早速イギリス株の購入を始めていこうと私ローンウルフは考えています。