私のベストバイストック2023年

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お疲れ様です、ローンウルフです。

昨年に続き、今年も「氷河期ブログ」を運営しているななしさん主催のベストバイストックという企画に参加させていただきました。

ベストバイストックとは、ブロガーが今年1年間で買って良かったと思った株式(投資信託、ETF含む)を紹介するという企画のことです。

この企画はリレー形式でバトンを受け継ぐという形をとっており、めたるさんよりバトンを受け取らせていただきました。本当今年もアメリカの株式市場は強かったですね。

 

なお今回私が12月21日を参加日に選んだのは、私が大好きなUVERworldのボーカル、TAKUYA∞の誕生日だからです。

ちなみに昨年はイギリス株ETFである「UBS ETF 英国大型株100」をベストバイストックにあげたのですが、出来高が少なくてなんと上場廃止の憂き目にあってしまいました(爆)

 

それでもめげずに、今回もベストバイストックについて挙げさせていただきたいと思います。

私のベストバイストック2023年

前置きが長くなりましたが、私の2023年のベストバイストックを発表したいと思います。

私の2023年のベストバイストックは・・・

 

シケモク銘柄です!!!

 

シケモク銘柄ってなんぞや?タバコ銘柄の一種か?と思った方のために簡単に説明すると、一般的には株価と1株当たり純資産を比較して後者の価値が大幅に上回っている銘柄(超低PBR銘柄)を指します。

とはいえただ闇雲に超低PBR銘柄を購入して待っているだけではありません。低PBR銘柄の多くは割安に放置されるだけの理由があり、いわゆるバリュートラップという状態に陥っているものも多いからです。

そうした中で、私は特定の条件でスクリーニングして購入対象のシケモク銘柄をピックアップします。そのスクリーニング基準は以下の4つです。

1 PBRが0.3倍以下

2 当期の売上、経常利益、純利益が増益予想

3 時価総額500億円以下

4 金融機関は除く

 

正直この4つだけで銘柄数はかなり絞れます。そしてこのスクリーニングによって絞った銘柄をさらに有利子負債が大きすぎないか、出来高はそれなりにあるか、資産のうち換金性の高い資産は時価総額と比べてどれぐらいの規模かなどなど・・・を見ていくのです。

シケモク銘柄への投資は私のこれまでの知識と経験の集大成

このシケモク銘柄への投資について、私のこれまでの投資経験と書籍等によって得た知識の集大成だと思っています。

そもそも私は今取り組んでいるシケモク銘柄への投資以前にも、低PBR銘柄へ投資をしていた時期がありました。

それは低PBR銘柄が主というよりも低位株、いわゆるただ単に株価が安い(300円以下)銘柄でかつPBRが低い銘柄への投資でした。ちなみに低位株投資をするにあたっては「テンバガーを探せ! 10倍儲かる低位株投資術」という著書を参考にしました。

しかし東証による売買単位統一の流れにより低位株は激減。それに伴って私の低位株投資は終わりを告げました。

それからかなりの年数が経ち、その間に得た知識や経験を基にして新たな低PBR銘柄への投資を再開しようと決意したのです。

シケモク銘柄へ投資するにあたって、過去のPBRを調べて過去最低かそれに近いぐらいの水準のPBRの銘柄を買い、それを過去の平均PBRまで回帰するまで待つという手法を取ることにしました。

この手法を構築するにあたって参考にしたのが、私が旧Twitterでフォローをしている小塚さんです。

小塚さんは過去のPBRの水準に着目して底値を探るという手法(小塚さんにとってはあくまで数あるうちの1つの判断材料なんでしょうが)を取っていた時があり、それを参考にしました。

またシケモク銘柄を購入して2年以内に平均PBRに回帰しなければ、その銘柄を売ることをルールにしています。

このルールは過去に行った低位株投資において、保有期間が2年を過ぎた場合にはほとんどのケースで大きな株価上昇が起こらなかったという経験則と、モニッシュ・パブライの著書「ダンドーのバリュー投資」の影響を受けて設定したものです。

また資産内容に着目して投資する上で、かぶ1000さんの著書「貯金40万円が株式投資で4億円 元手を1000倍に増やしたボクの投資術」を参考にしました。

いくら資産額が時価総額を上回っているとして、その資産が生産設備のような簡単には売れない流動性の低い資産やそもそも売ることが適切ではない資産だったり、チャイナテック株やハイパーグロース株のようなリスクの高い資産である場合には大幅にディスカウントもしくは無視するしかないのです。

さらにシケモク銘柄に投資するにあたってはポジティブなブラックスワン、つまり滅多に起きないがそれが起きた場合に大きなプラスの効果を得られる機会を増やすため、ある程度の銘柄数に分散するという考えを採用しました。これはニコラス・タレブの著書「ブラックスワン 不確実性とリスクの本質」の影響を受けています。

ちなみに投資対象を時価総額500億円以下に絞っている理由は、時価総額が低い銘柄はTOB(株式公開買付)やMBO(経営陣による買収)、また投機的な買いを誘う可能性が高くなり、ポジティブなブラックスワンが起きやすくなるからです。

以上様々な人たちの著書や考え方、また自分の経験から導き出して今のシケモク銘柄の投資手法を確立したのです。

下方へのリスクの少なさ

ローンウルフ流のシケモク銘柄への投資法で特筆すべきは、下方へのリスクの少なさです。

ローンウルフ流のシケモク銘柄への投資は必ずしも派手なリターンが望めるわけではないものの、反対に大きな損失リスクもとても少ないのです。

下記の表をご覧ください。これは私がこれまでに購入したシケモク銘柄の購入時の株価と購入日、現在の株価、そして私が購入して以降に最も下がった時の株価(終値)と下落率を表したものです。

驚くことに上記シケモク6銘柄は私の保有期間中に4%以上のマイナスになったことが1度もありません(終値ベース)。高い下落耐性があることが見て取れると思います。これがPBRにこだわった結果なのです。

上昇率だけ見れば大したことが無いように見えるかもしれませんが、下落率を加味すればシャープレシオ的にも優秀な投資であることがわかるかと思います。

失わない限りは何度でもチャレンジが出来、また大きな下落がないということはストレスなく保有を続けられることにつながるのです。

シケモク銘柄への投資手法を確立させた2023年はかなりのターニングポイントになるのではないか、そのように自分は考えて2023年のベストバイストックにシケモク銘柄を選定しました。

明日12月22日のベストバイストックの発表は“橘龍馬@マネーの研究室”さんです。

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