時代はツミレバから積みビディアに?

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お疲れ様です、ローンウルフです。

2024年に入ってからも絶好調なアメリカの株式市場。S&P500は年初来で11.87%の上昇と、二桁台の高いリターンを出しています(5月28日現在)。

そんなアメリカの株式市場でひときわ好調さが目立っているのがAI・半導体銘柄。その中でも今や時価総額3位にまで上り詰めたNVDA(エヌビディア)です。

NVDAは年初来の上昇率は136.79%と、たったの5か月の間に2.4倍弱の上昇と超大型株としては驚異的な株価上昇を見せています。

始まりだした熱狂

このような絶好調な展開の中で、熱狂を感じさせるようなワードもチラホラ見かけるようになりました。

その1つが積みビディアというワードです。NVDAの株を積み立てて購入していけば、誰でも簡単にお金持ちになれるとして誕生した言葉のようです。

 

 

この言葉を聞いて私はツミレバのことを思い出しました。ツミレバとは、iFreeレバレッジNASDAQ100、通称「レバナス」を積立購入することを指します。

 

こちらはナスダックが大きく上昇して熱狂の中で誕生したキーワードですが、最近はめっきり聞かなくなってしまいました。

それもそのはず、下記のグラフは「iFreeレバレッジNASDAQ100」の月間の投資資金の流出入を表したものですが、ご覧の通り2023年に入ってからは流入が激減し、2023年11月以降は流出超過が続いています。

 

好調が続いたレバナスも2022年に価格が3分の1近くにまで暴落した時の個人投資家の精神的ダメージは大きく、その後の価格回復時にもうこりごりとばかりに売却した人が続出したようです。

本来は相場がどうあろうと購入を続けるのが積立投資なはずですが、レバナスにおいては多くの人がそうした積み立てを途中で止めてしまいました。

歴史は韻を踏むのか

このように誰もが簡単に大儲け出来ると考える人が出てくるのを見るとかなりの熱狂を感じさせますが、こうした熱狂が起こるのは往々にして相場のピーク時です。

個人的な感覚としてはここまでの熱狂が年を越すのは難しいのかなと思いますが、このまま熱狂が続く可能性もあるので、歴史が韻を踏むのかどうか楽しみに推移を見守っていきたいと思います。

今年の1月までに購入した人であれば、もしここからNVDAの株価が半値になってもたかがしれていますが、熱狂に飲まれて今から「積みビディア」しようと考えている人は、手痛いしっぺ返しを食らうことも覚悟した方が良いのではないかと私ローンウルフは考えています。

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