東部ネットワークの株式を再び購入しました

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お疲れ様です、ローンウルフです。

前回の記事で私は日本株のムサシを購入した旨をお伝えしたばかりですが、実はさらに別の銘柄も購入しています。

それが運送業を営んでいる東部ネットワークです。東部ネットワークについては先週の金曜日の8月2日に400株、今週の月曜日の8月5日に100株、計500株で約43万円分購入しました(500株の購入単価は865円)。

2度目の購入となった東部ネットワーク

以前からこのブログを見ている人は覚えているとは思いますが、東部ネットワークについては過去に購入したことがあります。したがって今回は2度目の購入となります。

 

今年の1月5日に保有していた東部ネットワークの株式を全て売却したので、およそ7か月ぶりの保有となります。

ここで改めて株価指標や資産の状況等について確認したいと思います。

東部ネットワークはスタンダード市場に上場しているわずか45億円ほどの超小型株です。東部ネットワークの8月11日時点での株価指標は以下の通りです。

・予想PER 15.68倍
・PBR 0.23倍
・予想配当利回り 1.82%

 

シケモク銘柄についてはPBRに着目して投資しているため、売却基準にもPBRが組み込まれています。東部ネットワークの売却基準は以下の通りです。

1.PBRが0.28倍に到達
2.保有期間が2年を超える
3.投機的な買いにより価格が急騰した時

現在の1株当たり純資産額から計算した売却予定価格は989円です(1株当たり純資産は2024年6月末時点で3,530.44円)。ここから計算した想定リターンは14.33%です。

直近5年間の最低PBRは0.21倍、そこから計算した株価は741円となっており、最大ドローダウンはマイナス14.34%です。

今回の期待リターンはずいぶん低くて、最大ドローダウンもちょっと高くないか?と思われるかもしれませんが、実は誤って前回購入時の2023年3月末時点の1株当たり純資産で購入判断をしてしまいました(汗)。

ただこれまでの値動きを見る限りはこれ以上株価が大きく下掘る可能性は低く、利確基準のPBR0.28倍という数字も、コロナショック前2年間の最低PBRが0.29倍、今回の暴落が起きる直前のPBRが0.28倍と、利確のハードルもそんなに高くないので、保有を継続することとしました。

業績等について

東部ネットワークの業績についてですが、先週の金曜日の8月9日に2024年3月期第1四半期決算が発表されました。ただ内容は良くなかったです。

経常利益は26.7%の大幅減益、またのれんの減損損失の計上により純利益は赤字となっています。

ただ利益額の過半を安定した不動産賃貸事業が占めているという構造に変化は無いので、通期で赤字になるような大幅な業績の下振れの可能性も低いのかなと思っています。

続いてキャッシュフローです。

フリーCFこそ時折赤字になっているものの、営業CFはとても安定していることが見て取れると思います。

また自己資本比率は82.4%、有利子負債も3億1200万円とごくわずかです。

下値を支える不動産賃貸事業

また前回購入時にも書きましたが、東部ネットワークにおいては売上ベースで6.3%しか占めていない不動産賃貸事業が、利益ベースでは53.5%も占めているという少し歪な構造が続いています。

 

またこの賃貸用の不動産について、時価は94億円と時価総額の2倍以上です。またこの時価は2年前と比較して3億円ほど上昇し、含み益も20億円から25億円へと5億円も増えました。

 

この賃貸用不動産が生み出す不動産賃料と賃貸用不動産自体が持つ価値が東部ネットワークの下値を支えていく事でしょう。

短期的にはボラティリティの高い相場が続くとは思いますが、市場が落ち着くにつれて東部ネットワークの株式も見直しが進んでいくのではないかと私ローンウルフは考えています。

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