市場平均を安定的に上回っている人たちが存在した

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お疲れ様です、ローンウルフです。

アクティブ運用を行っている人のうち、その多くは市場平均の成績を上回ることを目標にしているかと思います(一部にはボラティリティを抑えるためにあえてリターンを犠牲にしている人もいますが)。

しかし数年のスパンで市場平均を上回ることが出来ても、長期にわたって安定的に市場平均を上回る成績を残すことが難しいのは、「ウォール街の・ランダムウォーカー」といった書籍を読めばわかると思います。

しかしそうした中で、実は安定的に市場平均を上回る成績を残している一群が存在するのを皆さんはご存知でしょうか?

安定的に市場平均を上回る成績を残している人たち

早速ですがお答えしたいと思います。

安定的に市場平均を上回る成績を残している一群、それはインサイダー情報を入手できる人たちです。

統計学者であるネイト・シルバーの著書「シグナル&ノイズ」によると、ロビー活動を通して企業のインサイダー情報を入手できたり、立法を通じて企業に影響力を持っている国会議員は、年間5~10%ほど市場平均を上回る利益を出しているとしました。

こうしたことから、ネイト・シルバーはたとえインサイダー情報を利用したとしても市場平均の成績を上回ることが出来ない、というストロング型の効率的市場仮説を否定しました。

インサイダー情報を利用した人たちが市場平均を上回っているというのは一般的な投資家からすれば元も子もない話ですが、現実としてこういった事実がどうしても生じてしまっているようです。

インサイダー情報を利用している人たちを利用する

このまま話を終えてしまっては夢も希望もないので(笑)もう少し話を掘り下げたいと思います。

こうしたインサイダー情報を利用している人たちが市場平均を上回るという話を、一般的な投資家は利用できないのでしょうか?

その答えの1つとして、経営者個人による自社株の売買が挙げられます。

経営者は自分が経営する会社について、一般的には誰よりも知っている人達です。ですから経営者自身が自社の株を買っている時は自社の先行きについて強気の見通しを持っており、反対に自社の株を売った時は自社の先行きに悲観的な見通しを持っていると言えます。

もちろん経営者自身による株式の売買が上記に全て当てはまるわけではありませんが、株価が大幅に下落した時に自社の株を買ったり、大幅に上昇している時に自社の株を売った時はそれぞれ強気のサイン、弱気のサインだと言えるでしょう。

インサイダー情報を直接入手できない我々個人投資家においては、インサイダー情報を利用している人たちを利用して立ち回るのも1つの策ではないかと私ローンウルフは考えています。

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