個別銘柄を多く保有すると管理できないというのは本当か?
お疲れ様です、ローンウルフです。
株式の保有銘柄数について、「多くの銘柄を保有すると管理できないから保有銘柄は少数に絞ったほうがいい」という意見をブログやツイッター等でたびたび見かけることがあります。
こうした意見に対し、私は必ずしもそうではないと考えています。
日々のニュースを追いかけ続ける必要はない。むしろ害にすらなり得る。
ちなみに私は個別銘柄はアメリカ株で4銘柄、日本株で20銘柄ほど保有していますが、私は銘柄の管理に困っていません。
なぜなら保有銘柄でチェックしている内容は基本的に決算発表の時ぐらいしかないからです。確かにそれぞれの銘柄について、起こっている日々のニュースまで追いかけていたら管理するのはかなり大変だと思います。
しかし短期投資は別として、長期投資においてはそうした日々のニュースを追いかけ続けることは有益どころかむしろノイズになり得ます。情報を多く得たからといって必ずしも投資成績が上がるとは限りません。むしろ長期的な投資判断へ害を与えることすら考えられます。
なぜならせっかく長期投資を行うにあたって投資哲学を築いていたとしても、日々のニュースに踊らされてしまってその投資哲学がグラついてしまうことになりかねないからです。
さすがに100銘柄とか持っていたら管理するのはかなり厳しいと思いますが、10や20銘柄ぐらいであれば全然問題にならないと思います。
投資哲学の構築に重点を置こう
投資を始めたばかりの人は、ニュース等で話題になっている事柄について追いかけ続けなければいけないと考えている方は多いと思います。
しかしそうした日々のニュースを追いかけ続けることは、市場の負の影響を受けることにもつながってしまうことすらあるのです。今回のコロナショックのような時を見ればわかる通り、悲観的なニュースを何度も見てしまうと自らの考えも悲観的なものに傾いてしまいます。基本は決算発表のような重要な情報を集めるだけで十分です。
市場で流れる日々の情報よりも、まずは自らの投資哲学をしっかりと構築することが投資で長期的に成功するために必要であると私ローンウルフは考えています。