ARKKが日本の証券会社で買えなかったのは個人投資家にとって幸いだった

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お疲れ様です、ローンウルフです。

キャシー・ウッド氏率いる、アーク・インベストメント・マネジメント。旗艦ファンドのARK Innovation ETF(以下ARKK)はその類まれなる成績から、昨年の年末あたりに日本の個人投資家の間でも大変話題になりました。

しかしその話題になったARKKも日本の証券会社からは購入することが出来ず、海外の証券会社を経由しなければ購入することは出来ませんでした。

しかし今となってはARKKが日本の証券会社から購入できなかったことは、日本の個人投資家にとっては幸いだったと思います。

2021年に入り変調をきたしたARKK

2020年までは非常に好調だったARKKの株価。昨年2020年の年末には「ARKKに投資すれば圧倒的なリターンを得られる!」といった強気の言葉で溢れていました。

では2021年に入ってからのリターンはどうなっているのでしょうか?年初の1月4日から昨日5月10日までの価格を確認したいと思います。

ARKKのリターンは年初からマイナス16.6%と、昨年までが嘘のような低リターンに留まっています。

ちなみにS&P500の年初からのリターンは13.18%と、S&P500と比べたARKKのリターンは年初来で約30%劣後しており、圧倒的なリターンを出すどころかS&P500に圧倒的に劣後しています。

一体なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか?それはARKKの組み入れ比率第1位のテスラの影響が大きいです。

昨年はテスラの株価はわずか1年で9倍近くまで急騰。ARKK躍進の原動力となりました。しかし今年に入り一転、テスラの株価は軟調に。その影響はARKKにも及び、今年に入ってからの低パフォーマンスに至ったのです。

直近数年間のリターンが良かったからといってその後のリターンも好調とは限らない

これはARKKに限った話ではありませんが、そもそも直近数年間の成績が好調だったからといってその後のリターンも優秀な成績を収めるとは限りません。優秀な成績を残すどころかむしろ低リターンに甘んじる事例の方が多いぐらいです。

なぜならあるファンドが一定の期間優秀な成績を残したのは、ファンドマネージャーの腕が良かったり投資先が素晴らしい投資対象だったということよりも、そのファンドの投資手法や投資先がその時の相場の状況に合致していたからという面が強いからなのです。

このような話は名著と言われる本でも度々繰り返し話されている内容であり、過去の記事においても取り上げました。

価格の上昇を強調して購入を煽る記事に心惑わされるな

これらの状況を鑑みると、私はARKKが日本の証券会社で取り扱われていなくて本当に良かったと思います。もし取り扱われていたら今頃は阿鼻叫喚が各地で巻き起こっていたはずです。

もしこの記事を読んでいるあなたが「投資は結果だ!」と考えているのであれば、このARKKの価格推移はあなたの目にはどう映っているのでしょうか?

もちろん今後再び圧倒的なリターンを出す可能性もゼロではないんでしょうが、昨年末のような誰もが褒めそやすようなタイミングで購入するのは悪手だったと言えるでしょう。

さてARKKは日本の証券会社では購入できなかったものの、海外の証券会社から購入することはできました。

なかでも日本語に対応しているサクソバンク証券は、ARKKの素晴らしさを説きながら口座開設を促すようなアフィリエイト記事をたびたび見かけました。

しかしサクソバンク証券は特定口座を取り扱っておらず、税関係の計算は全て自分でする必要があり手間がかかります。

さらにサクソバンク証券は過去には個人情報流出、はたまた外国株の配当金の国内源泉徴収をし忘れるという前代未聞のトラブルを起こしています。

本来あるべき情報発信者の姿は、ポジティブな内容だけではなくこうしたネガティブな内容も伝えることです。

しかし自分が稼ぐことで頭がいっぱいのアフィリエイターたちは、こうした自分の稼ぎに悪影響を与えるような情報について発信することはありません。

また先ほどの直近数年間の成績が好調だったからといってその後のリターンも優秀な成績を収めるとは限らないという話も、投資の勉強をある程度している人であれば知っている話です。

もし知らないというのであれば勉強不足ですし、知っていて自分のお金儲けのために知らせていないというのであれば不誠実な情報発信といえるでしょう。

このように価格の上昇を煽り「バブル相場に乗り遅れるな!」と言わんばかりのポジティブな内容ばかりでデメリットに触れていないようなアフィリエイト記事については、それが本当にあなたにとって有益な情報なのか疑ってみたほうがいいと思います。

こうした感情を煽るような内容に対して懐疑的な姿勢を持つことが、あなたの大切なお金を守るために必要ではないかと私ローンウルフは考えています。

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