バブルには乗るな!

2023年11月15日

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お疲れ様です、ローンウルフです。

株式に投資をしようとする際に、その銘柄のバリュエーションを考慮した上で投資の判断を下す人は多いと思います。

しかしそうしたバリュエーションよりも、バブルが発生して株価が勢いよく上がっている銘柄に投資をした方が大きく儲けられるので、そうしたバブルには積極的に乗るべきだと考えている人もいるようです。

確かに一時的には大きく儲けられるかもしれませんが、長期的に見て私はそうしたバブルが発生している投資対象には近寄らない方が良いと思います。

バブルに乗ってはいけない理由

そもそもバブルの定義から考えてみると、その投資対象が持っている価値を大幅に上回るような値付けがされているものがバブルと呼ばれるわけです。

そうした本来の価値をほとんど無視し、値上がりしているという事実とその値上がりを正当化するもっともらしいストーリーに投資するというのでは、それは投資というよりもむしろギャンブルに近いです。

あなたが投資を安定した長期的な資産形成の手段であると考えているのであれば、こうした価値への投資とはかけ離れたギャンブルからは距離を置くべきです。

またこうしたバブルが発生している投資対象について、

「バブルに乗るのが悪いのではなく、バブル相場が終わっているのにいつまでもバブルで踊ろうとするのが悪い」

との考えもあるようです。しかしそうしたバブルというものがいつ終わったかなんていうのはその投資対象がご丁寧に教えてくれるわけではありません。

自分が売却してからもさらに値上がりするかもしれませんし、バブルが終わったら売ればいいと思っていたらその前に価格が急落してしまうことだってあるわけです。

また当然同じようなことは他の人だって考えているわけですから、自分だけが他人を出し抜いて上手く売り抜けられるとは考えないほうがいいです。

私は2020年10月に当時過熱していたいわゆるハイグロ銘柄への投資に対して警鐘を鳴らした記事を投稿しました。

 

私の目にはすでに音楽は鳴りやんでいたように見えたのでこのような記事を投稿したわけですが、実際にはほとんどの人がバブルで踊り続けたままでした。途中でバブルから下りる事の難しさがよくわかると思います。

またそうやって次から次へと値上がりしているものに飛び移っていく際に、手数料と税金というコストがかかってきます。

特に売却益に対しては約20%もの課税が課されるわけですから、単純なバイアンドホールドと比較してかなり不利な戦いになることは明らかです。

そうするぐらいなら最初からパッシブ投資か私のような保守的なポートフォリオを組んで長期保有したほうが課税上の不利を受けなくていいと思います。

よっぽどのセンスがない限り、そうした課税上の不利益を受けながらバブルに飛びつくような戦略は取らないほうがいいでしょう。

投資を一発逆転のギャンブルと考えているのであればそこそこ割のいい勝負かもしれない

とここまでバブルには乗らないほうがいいということについてお話させていただきましたが、これはあくまであなたが投資を長期的な資産形成の手段として考えている場合です。

そうではなく、投資を金持ちになれる一発逆転のギャンブルと考えているのであればそこそこ割のいいギャンブルかもしれません。

宝くじでは掛け金のおよそ半分、競馬では掛け金のおよそ25%が胴元の取り分として持っていかれてしまうわけですから、それと比べてたらだいぶ割のいいギャンブルになり得ると思います。

しかしそうしたギャンブル的な投資は、往々にして資産を失うことの方が多いことは覚えておいたほうが良いと私ローンウルフは考えています。

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